広汎性発達障害と自閉症

 たんぽぽ教室で、遠出をした時、バスで隣の席になったお母さんとお話させて頂いた。 初対面ではなく、今までも気さくによく声をかけて下さり、私も話しやすく思ってる。
 トシキの病名の話になり「広汎性発達障害です」と言うと「そうですか。うちも最初は、そう言われていましたが、しばらくしてからは自閉症に変わりました」との事。広汎性発達障害は自閉症のくくりではあるけど、それでくくるには、ごくごく軽度だと診断を受けた時に聞いた。このお母さんは二重のショックだったろうと思う。
 私は何か少しでも希望を持てる話はないかと自閉症と子供の時、診断されたが、今は仕事でも活躍し、家庭もちゃんと持ってる知り合いの人の話をした。
 でも一言「でもそれは、症状の軽い人の場合ですよね」といわれてしまった。私は自分のまちがいが恥ずかしかった。そのお母さんは、「大変ですね、頑張ってますね」というような言葉が欲しかったのではないかと思った。
 同情なくしておたすけはできないと聞かせてもらう。教祖も冬にたすけを願って来られた人にまず手をとり「よう来たなぁ」と冷たい手をさすられたと聞く。相手の立場になるのは簡単な様で心がないとなかなか難しい。
 まだまだ勉強不足だけど、せっかくお与え頂いたこの機会を大切につなげていきたい。
 トシキは担任の先生から、お話が上手になったとほめて頂き、私もとってもうれしかった。
 同時に親神様のお働きはすごい!と感じた。今年はもっと喜べる心をつくって行きたいと思う。今年も一年どうぞよろしくお願いします。