急がしいやろうと思う日

 何でこのように急がしいやろうと思う日もあり、又、今日は何でやろうという日もある。
(おさしづ明治20年陰暦5月)

ゴビ
「一年のうちに必ず一度は、いろいろなことが集中する忙しい日があるよね。同じ日に用事が集中するのは、その日が多くの人にとって都合の良い日であるからなんだろうね。家族との約束や地域の行事、やり残した仕事や出張など、何もかもが重なる日のことを考えると、気が滅入っちゃうよね。でも、その一方で、全く何もない、ゆったりした日もあるよね~。なんとかうまく調整して、どの日も同じような忙しさにしたいと考える人もあるかもしれない。でも、忙しい日には忙しさを楽しみ、ゆったりした日にはゆっくりと過ごすよう心がけることが大切だと思うんだ。
「何でこのように急がしいやろうと思う日もあり、又、今日は何でやろうという日もある」
じっくり一冊の本を読んだり、何かを考えたりするには、まとまった時間が必要だよね。忙しい日に一気に用事を片づけることで、次の時間の余裕が生まれるし。雨の日も晴れの日もある中で、豊かな農作物の実りが得られるように、人生にもいろいろな日があるからこそ、人って成長できるってことなんだろう。雨の日は水の恵みに感謝し、晴れの日は太陽の恵みに感謝するように、忙しい日は忙しさを楽しみ、余裕のある日は、与えられた時間を大切にする。あとは信頼できる家族や友人といった肥があれば、きっと人生は実り豊かなものになるってことだよね。」