第四子を妊娠中

 今朝のラジオである理科大学の教授さんが話していました。「涙もろい人は騙されやすい。」太古より人間の脳はどんどん研ぎ澄まされ成長してきた。
 しかし成長し続けていけば闘争心やエゴがふくらみすぎ、果ては殺し合いを起こし、人類は絶滅を迎えてしまう。涙もろいのはエゴや闘争心が劣化してきている証拠であり、結果騙されることも多くなる。年をとると涙もろくなると言われますが、年配の方ほど騙される方が多いのもこのことである、しかし、その劣化を起こし成長を止めることはとても大切なことである。というお話しでした。
 以前に大教会長様が何気なく話された中に「忘れるご守護」というのがありました。「人間は忘れるというご守護があるから生きていける、お産や手術、傷ついた心、何でも{痛み}をずっと鮮明に覚えていたらやっていけない」と話されたことがあります。このお話しとラジオの話しが同じかどうか分かりませんが親神様は実に人間の体をうまくお創り下されていると感じました。
 私は今第四子を妊娠中なのですが、何回お産を経験してもやはりあの陣痛は何となく怖いし憂鬱になります。世で流行っている陣痛が軽減されるといわれる水中出産や、はたまた無痛分娩も気になる存在です。しかし私みたいな根性なしが、あの大きな大きな痛みなくして、大きな大きないきみ踏ん張りの力が出せるのか?とも思っていました。先日前奥さんが新聞の記事を読んで下さり、やはり無痛分娩のリスクの中に痛みがなければいきむ力は弱まるとあり、あーなるほどいずれにしても親神様は一つ一つに意味のある働きをして下さっているな~と感じた次第です。何気なく使わせていただいている身体、当たり前ではないのだとまた思わせて頂き、今日の妊婦健診にて「赤ちゃんの成長も母体も順調です」と言われた時(今まで注意される事が多かったので)有難いなぁと心底思わせて頂いたのでした。
 今年も一年親子共々大変お世話になりました。つたない文を読んで頂きありがとうございます、来年もどうぞよろしくお願い致します。