喧嘩の原因
先日の朝山分教会での御大祭、陽気分教会の会長様のお話。「陽気暮らしのキーワードは感謝、慎み、たすけあいです。まず感謝して慎みの心が生まれ、たすけあいに繋がります。では陽気暮らしと反対の生活のキーワードは何でしょう?」とありました。何だろう?ふと考えますが、イメージはすごーく恐ろしいくらーい心遣い。けどはっきりとは思いつきません。会長様は「当たり前、欲望、自己中心的。あれがあって当たり前、これができて当たり前と思うと、あのようにしたい、あれもしたいこれも欲しいと思うようになり、ああして欲しい、こうして欲しい思い通りにならないと許せなくなる。そのような人間が集まれば喧嘩になり争いが起きる。」とお話下さいました。当たり前、欲望、自己中心的。誰にでも当てはまる、言えばよく聞く心遣い。すごーく恐ろしいものでもありません。でも日々気にかけていなければ、うっかりたくさん使ってしまいます。
諭達第三号に「慎みを知らぬ欲望は、人をして道を誤らせ、争いを生み、遂には、世界の調和を乱し、その行く手を脅かしかねない。我さえ良くばの風潮の強まりは、人と人との繋がりを一層弱め、家族の絆さえ危うい今日の世相である。」とお示しくださってあり、またおふでさきでも「めいめへにいまさえよくばよき事と をもふ心ハみなちがうでな(3号33)」とお聞かせくださっています。一般的に慎むとは度をすごさないようにする。控えめにする。という意味がありますが、お道では感謝した心を持って慎む。すればその中で満足ができるという意味もあると思います。物質的な事ばかりでなく、人間関係においても感謝し謹んで通ればその中に満足できる幸せな心になれるのだなぁと思いました。またこちら慎む事で相手が立ち、喜んでもらえる道に繋がるのだと思わせてもらいました。
確かにこれなら争いは生まれない。ですね!
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