無事に生まれました

 タイチが無事に生まれました。九月一九日です。その日はやっぱり不安で、ボクは家で一人だったけど、サイコから「(陣痛が早くなって)今から病院に行く」と電話で受けてからは、神殿に行って戻ってきて、一人では居ても経っても居られなくて、又神殿へ行く、の繰り返しだった。
 『先案じ』って言葉を聞くけど、あんな時ってどうしても悪いように考えてしまう。先のこと考えた時に悪い方向に考えるのは、本能的なものらしいけど、そんな中を神様に凭れて、良い方向に考えたり、支えてもらう。これが宗教の力の一つなんだろう?なんて今頭に浮かんだけど、やっぱり宗教ってのは必要だと思う今日この頃です。
 しかしタイチはよく泣きます。ヒナが寝てばっかりの、全く手の掛からない子やったから、タイチは大変!抱っこしてる時間が全然違うと思う。まあヒナが特別で、タイチは普通なんだろう?サイコはボクの居ない時は苦労してるようだ。
 最近はヒナがだいぶ自立して、ほぼ完璧に「おっしこ」「うんち」を言ってくれるし、色々と自分で出来るようになりました。その分、我も出てきたけど、とても賑やかでたのしいです。
 今月は休みがとれず、楯縫に帰れなかったですが、近いうちにタイチに島根の空気を吸わせてやりたいと思ってま~す。