ひのきしんスクール

 一月三十一日、島根教区のひのきしんスクールを受講させて頂きました。あっという間の一日で、発達障害についてもお話があったりととても良く、少しまとめさせて頂こうと思います。
・親が自分のしつけのせいではないかと自分を責める気持ちを持ちやすい。
・大事なのは子供の心の安定。
・発達障害の子は、小さな変化にも不安になる、新学期にゲタ箱が変わる、通路が変わる、先生が変わる、教室からの景色が変わる、これらの事でもどうしていいか分からずパニックになる
・場の空気が読めず、相手が嫌がっている事が分からない。よって人間相手が苦手なため、パソコン、ゲーム、本などに向かいやすい
・分からない事を「分からない」と言える環境作りをしてあげる
・偏食の場合も多く、料理を一緒に作りできあがるまでを体験させたり、片づけなどを通して食べ物の尊さを教える
 テーマが「子育て」についてだったので、幅広い視点からのお話でした。講師に天理小学校の先生がおられ、その先生は、自分はいつも二つの事を心に置いている、基本的なしつけと自分の事は自分でさせる事。脱いだ服はたたむ、靴はゲタ箱へ入れるなどです。ヘタで良いのだよ、ヘタは味があるのだよと教えている。それと返事とあいさつができれば、後はほぼ心配ないとの事でした。また、同じ世界へ入る事もたまにやると子供は喜ぶ「ゲームダメ、マンガダメ」ばかり言わず、同じゲームやマンガを親も体験してみると良い、譲歩や共感をしたその後で約束事を決めるとの事でした教外の臨床心理の先生も含め五人の講師皆共通して言われるのは、何事も子供に共感する事が大切で、子供の安心・安定につながるそうです。
 また、教理の上では、
・世界には、子供にたくさんの財産や家を残したいと思っている人がある。しかし、それは全て神様からの借り物で、親に徳があっても子に徳がなくてはすぐにお返しせねばならない、親が子供に残してあげられるのは徳だけである
・夫婦に丁度よい子を与えて頂いている
・おたすけをする上では我が子にかける親心を教祖は全ての人にかけられた、なかなかできない事である。いつも「教祖ならどうされるかな」を心に置いているなどのお話がありました。
 かいつまんだまとめで大変申し訳ありませんが、とても有意義な講習でおたすけさせて頂く際の心構えなどもあり、今後日々心においてつとめさせて頂きたいです。