実行の道

クマ「博士、有言実行って、はっきりいってヤバいですよね。」
博士「ヤバいの使い方は、良く分からんが、お道の教えにおいても実行が伴わないと意味がないよね。」
クマ「はい。口で説き、心にも理解できても、身に行う事を忘れていることがよくあるんだ。僕もそうなんだけど…」
博士「教祖のひながたは、道の命である。つまり、教祖は口に説き、筆に記し、身に行われた。これをひながたと言い、このひながたによって教祖のお言葉が生きているんだね。」
クマ「はい。」
博士「道理だけを知って口だけで説くということは、お百姓が米を作る道理を知って、口で説いて種を蒔く行いを怠るのと一緒なんだね。」
クマ「そうですか。う~んつまり。朝起きと言われたら朝起きをしよう。正直と言われたら真実に通ろう。働きと言われたら、はた〳〵をを楽さそうってことですね。」
博士「そうと分かれば、クマモン。わしと一緒に一つからでも身に行っていこうじゃないか。」
クマ「はい博士。この行動という詰めを心がけて僕も頑張ります。」
博士「行う事によって、その人が価値ある人となる事を忘れてはいけないよ。」
クマ「う~ん。やっぱり実行ってヤバいよ。」