見る目を変えると

 やあ、みんなマーちゃんだよ。今年の夏も、まだまだ暑い日が続きそうだね。
 さて、みんなは、トリックアートって知ってる? トリックアートとは、人間の目の錯覚を利用して「立体的に見える絵画」や「観る角度により印象が変化する作品」など平面(二次元)のものを立体(三次元)的に描き表す不思議で楽しめる新しいアートなんだ。この前、実際に目に見て体験したんだけど不思議だよね~。人間の目って簡単だませちゃうんだな~と思っちゃったよ。
 ところで、みんなは、本物の富士山って見たことあるかな? 僕は今まで富士山を数回見たことあるんだけど、あの眺めは本当に綺麗だと思ったよ。その時写した写真が何枚かあるけど、長く引いた裾野がほんと美しいよね。また、冬季の冠雪した富士山も素晴らしい。それから、朝日を受けて赤紫色に映える姿は別格なんだよ。
でも、富士山って5合目まで登って眺めると、ごろごろしてるだけの山なんだよね。下界の眺めは美しいけど、遠くから眺めるよう美しさはないんだよね~。
 それじゃあ、人に置き換えて考えてみようね。実は、どんな人でも毎日見ていると、アラの方がよく見えるもんなんだ。人には無くて七癖といわれるんだけど、どんな人でも癖のない人は無いんだよね。
だから、夫婦の間でも親子兄弟その他付き合う人を遠くから心の目で見るって事が必要だってこと。ほら素晴らしい片面が見えるんだよ~。
 ねえ、みんな。これから人を見る目を切り替えてみようよ!
 癖にも良い癖、悪い癖の両面があるよ。人の良い面を見て通ろう。こっちの心まで洗われるような気がするよ!
 え、何だって? たまには全く良い面の見えぬ人もいるって?!。…(汗)確かにそんな事もあるかもしんないね。そんな場合には教祖が “ほこりはよけて通れ”と仰せられたと聞くよね。見えない方がよいってことじゃないかな~。
 それじゃあまだまだ残暑が厳しいようだからしっかり水分と塩分を補給してこの夏を乗り越えて行こうね!