自然は思うようにならない

 楯縫通信を頼まれました。僕はネタに困ると畑のことを書いてるんですが、今回も報告させて頂きます。
 春に植えたキャベツはまあ良く出来ました。レタスは全然ダメでした。これは畝の水はけが悪かったのが原因のようです。やっと収穫を迎えたニンニクは小ぶりなものばかりでショック。なんといっても、二百本植えた玉ネギがほぼ全滅という災難にあいました。去年も病気でダメになったので、これは本当に大ショック!自然とは厳しいものです。それでも皆さん安心してください、先月中ごろ掘ったジャガイモがビックリするほど立派で、今の畑で一番大きなものが採れました。何かダメでも別のところで補ってくれる、やはり自然は上手く出来ているんですね。僕のこの感動とは裏腹に、妻のサイコはまったく無関心!なんか悔しいので、良いリアクションが返ってきそうなゆかりに、写真付のメールを送ってみると…、「すごーい。ジャガイモでかっ!ハヤトが持ってるからかな?皮ついたまま素揚げしたら美味しそう!」「ヒナが持ってるのはゴボウ!」と、嬉しい反応が返ってきました。畑の前で、子供に野菜を持たせて、ヒナにはでっかいゴボウを持たせて写真撮ったんですよ。良い気分になりました。
 因みにゆかりは、駐車場の一角を使ってきゅうり、ミニトマト、ナスをプランターで作ってるみたいですよ。東京は苗が高いから種を買って育ててるって言ってました。そういえば、東京では虫がつかないのかな?今度聞いてみよう。そして先日、枝豆、トウモロコシを収穫しました。こちらも良い出来でした。ただトウモロコシは三十本くらいは植えたんですが、イノシシ(だと思う)が出て、半分くらい折られました。イノシシはシカとは違って直接野菜を食べず、ミミズを食べるのか、あらゆるところを掘り起こします。僕は農薬もほぼ使わないし、草も多いし、虫やカエルやトカゲも多い、ミミズも沢山いるんだと思います。
 自然はなかなか思うように行きません。天災なんてその最たるものだと思いますが、それでも自然が無かったら生きていけないし、畑をしながら小さい事かもしれないけど、感動や喜びを貰ってるので、これからも上手い事付き合っていこうと思います。