心が鏡

 やあ、みんな!新しい年を迎えてご機嫌はいかがですか。今年一年をそれぞれ抱負を胸にお勇みのこととお慶び申し上げます。
 ところで去年一年のニュースを見ると「AI」というキーワードをよく聞いたよね。「AI」そう人工知能のことなんだ。車が自動運転で敷地内を循環したり、囲碁や将棋の名人にAIが楽々勝ったり、又、大手銀行では、従業員の3割を削減して業務をAIに任せるっていうニュースもあったよね。すごいね。世の中テクノロジーが進み過ぎて、なんだかついて行けないよ!
 文明の上では、ほんとうに結構な世の中になっているいるよね。でも、それに比例して、人々の心の持ち方も結構になっているかと問われると、決してそうだとは言えないよね。
あいかわらず、世の中には不足不満があふれているよね。もしかすると文明の発展に対して、人の心使いは反比例しているのではないだろうかと思うこともあるよ。
 世の中の姿形が有難いとなったら、人の心の持ち方も有難いとなってこそ、本当に進歩した世の中といえるよね。
 どんなに物質があふれ、技術が革新して豊かになっても、どうも人の心だけは置き去りになっているのではないだろか!
  一体どうすれば、人々の心も共に発展するんだろう?大切なのはやっぱり、もっとどんな事も有難い有難いと受けて通るっていうお道の基本的なところだと思うんだ。有難いと治めて通るところに、親神様は、心通りの守護をして下さる。そしてわれわれは、親神様の御恵みを受け、親神様のお望み下さる、物や技術と心のつり合った陽気ぐらしのほんとうに進歩した有難い世の中となるだろう思うんだ。