後継者講習会受講者の声 N.S

 今回、受講させて頂いたのは2回目となります。前回の10年前は1歳と3歳を連れての受講でしたが今回は身軽に一人で参加させていただきました。宿舎に着いてから、阿蘇にある東肥大教会の方達と同室になりました。その中の一人が、私の兄と同じ勤務場所で働いておられる方だと分かりとても驚きました。他にも、世話係の会長さんが、主人の専修科時代の同級生だったり、グループの班の中には義弟の友達が居たりと、不思議な出会いが沢山ありました。組編成では、同年代に分かれていて、教会長や布教所長、教会後継者の奥さん、元々教会で生まれ育っていても今では全然お道の事に携わっていなくて、天理教の事を何も分からないという方など、様々な立場の方達がおられました。初めて出逢った者同士ですが、同じ信仰をする者として皆熱い心を持っておられ、とても雰囲気も良く話も盛りあがりました。
 ある方は、弟さんがお道に心が向かなくて、どうしたものかと案じていたところ、命に関わる様な大きな身上の節を見せられました。家族や遠くの親戚、信者さんなど一丸となってお願いづとめをされ、弟さんも、道一条の心さだめをされたと話しておられました。教会の者は、一回のおさずけで鮮やかにおたすけ頂ける様に日々の丹精が大事であると熱く語っておられて、なるほどなと思いました。周りからいくら言っても、本人が気づかないと意味がない。信仰は、自分から求めてするものだと話しておられました。
 天理教は、自分から求める道だと思います。私は、父の身上で鮮やかな御守護を頂いたことが、私自身の元一日となりました。この気持ちを忘れずに、子供達や、周りの友達にも伝えていけたらと思います。
 二日目の朝、教祖のお出ましに行かせて頂きました。教祖の前に座ると、包み込まれるような不思議な感覚がいつもあります。心がすっと澄まされまれて、おぢばに帰った喜びを感じます。
 日々の暮らしの中で、仕事や家庭の慌ただしい生活を送っているので、今回、信仰の話を聞く機会を与えて頂いて有難いと思いました。この講習会で一旦立ち止まって自分の信仰を見つめ直す良い機会となりました。ありがとうございました。