親を大切に
ゴビ「突然ですが博士、少子高齢化問題って深刻ですよね。」
博士「一体どうしたんじゃ?」
ゴビ「日本においてお年寄りの数は、今後25年間で2000万人増え、働ける人(16才から64才まで)の数は1300万人も減るらしいんですよ。」
博士「ふむふむ」
ゴビ「膨大な数のお年寄りは、今後ずっと、年金や医療費を数が少なくなった若い人に依存しなければならないのですよ!」
博士「ほうほう」
ゴビ「現行の年金・医療制度がそのまま推移したとすると、現在60才代の人は一生涯を通じて、自分が負担した額より、6500万円も多くの年金・医療費を受け取る。現在10代の人達は、年寄りの生活を支えるために、一生を通じて、5200万円を負担しなければならない年齢が50才違うと、1億円以上の不平等が発生することになるらしいですよ!大変ですよね!これからは老後を見据えることが絶対大切ですね!」
博士「ゴビぢゃん老後より今の方が大事ですよ。」
ゴビ「やっぱり。博士ならそう来ると思った。でもその訳は?」
博士「人々の平均寿命が延びて、それは喜ばしいことだが、しかし、年金医療問題も含め、長寿が必ずしも幸せと結びついてないといえるかもしれない。」
ゴビ「確かに」
博士「特にワシが心配しているのが家族問題で、中でも親子が疎遠になってきているって事なんだ。」
ゴビ「そうですね。高齢になったが面倒をみてくれる者がない。あっても形式的なものだったりするし…。これじゃあ長生きした甲斐が無いですよね。」
博士「そうなんじゃ。いくら時代が変わったからといって親孝行が不要になるなんてことは無いんだ。」
ゴビ「おっしゃる通り!」
博士「教理と照らし合わせて考えてみても、親を疎外する種をまけば、やがて自分も子供に背かれる結果が現れてくることを忘れてはいけないんだな。」
ゴビ「親不孝の種から親孝行を望むのは虫が良すぎですものね。」
博士「どんな親でも、親は親として大切にすること。」
ゴビ「そうだ、そうだ!」
博士「老後はどうしようかと考える人があるけど、そんなことを考えるより、ただ今親を大事にして通るのが人間の道であり、天の理なんだ。」
ゴビ「よっ、大統領!」
博士「我々は日々、親の理を重んじて行くことが大切なんだね。」
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