たすけ一条
親神様の思召に添い切ることを「神一条」っていうんだけど知ってるよね。ところで、親神様の思召って何だと思う? その思召に添う行動、生き方って? そう、それが「たすけ一条」ってこと。
教祖の五十年にわたるひながたの中で終始一貫お示し下さったのが「たすけ一条」だったんだよね。「たすけ一条」とは、人にたすかってもらいたいという心一つで日々を歩むことなんだ。
もちろんそれは、布教専務で通ってる人だけに当てはまるものじゃないんだよね。「たすけ一条」とはお道を信仰する人みんなの生き方なんだよ。
めいめいが身の回りの中で、自分としてできる精一杯のひとだすけ!
たとえば家庭や職場で、思いやりのこもった言葉で人の心を明るくすることも、他の人の仕事がしやすいような、ちょっとした配慮や行動、また、身近で悩んでいる、困っている人の相談にのってあげること、自分がこのお道の信仰でどんなに明るく楽しい日々を送れるようになったかを人に聞いてもらうことも、全部立派なおたすけにつながるんだよね。
まず何でも自分にできることを実行すること。そして次には、今までできなかったことが一つでも二つでも実行できるように努力すること。
せめて少しでも人にたすかってもらうのだという精一杯の心で日々を通ることが大切なんだよね。
自分が心を磨き苦労をした結果、人がたすかって下さったという姿を見たときの喜び。それは、この世の中で味わうことのできる最大の喜びだと言えると思うよ!
そして、これこそ「たすけ一条」のようぼくだけが味わうことのできる喜びでもあるんだね。
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