諭達って何?

くま「おい、ゴビちゃん」
ゴビ「あれ、くまもんじゃないか」
くま「いまさらだけど、諭達の意味を教えてくれないかい?」
ゴビ「お安い御用だ!」
くま「たのもしいな~」
ゴビ「まず、天理教事典には、諭達とは、【真柱から特別に教内全般に対して、「時旬の理」など、信仰と実践についての指導を諭されること。また、その文書。信仰の指針として重んじられている。】と書いてあるんだ。」
くま「ふむふむ、で、時旬の理ってなんだい?」
ゴビ「・・・うん、そこね。「時旬の理」とは、確かに難しい言葉だよね。しかし、言葉の意味としては「今の期間の意味合い」ということなんだけど。それじゃあ、今の期間というのは何を意味するでしょう?」
ゴビ「う~ん。梅雨かな?でも雨少ないから、初夏かな?」
ゴビ「・・・いや、確かに、世間一般ではそういうことになるかもしれないけど。お道で今の期間といえば、それは言うまでもなく「教祖百三十年祭」に向かう三年千日という時期がそれに当たるんだよね。」
くま「ふむふむ、で、三年千日ってなんだい?」
ゴビ「・・・うん、そこね。はい。解説いたします。神様は、私たち人間がたどるべき人生のお手本として「おやさまのひながた」をお残しくださったんだ。おやさまのひながたは四十一歳から九十歳まで五十年間の教祖の道すがらのことだけど、でも、とても普通の人間が通るのは無理のように思われるんだよね」
くま「ふむふむ」
ゴビ「そこで神様は「五十年も通れというのではない。三年千日通ったら、それを五十年として受け取る」と仰せになったんだよ。だから、今の旬は、その年祭前の「三年千日」という意味合いがあるってことなんだけど。」
くま「う~ん。なんとなく分かってきたぞ。また分からないことは
ゴビちゃんに聞きにくるからね。」
ゴビ「くまもんも更に勇んでくれるといいな~」