一年が終わります

 三月になり、あっという間に一年が終わろうとしています。特別支援学級でどうやって過ごしていくのか、周りの子供たちの反応はどうなのか、学習内容はついていけるのか不安な思いがたくさんありました。
 過ぎてみるとたくさん出来ることが増えていて会話もしやすくなり一回りお兄ちゃんになったなと感じています。学校の子供たちも暖かく接してくれて、ロードレースや縄跳び大会など苦手な行事がある日も一度も嫌がらずに登校しました。団体戦などもあったようですがトシキが足を引っ張っても「頑張ったね」と声をかけてもらったようでした。ただ今は一番下の学年で付いていくだけの立場ですがこれから下級生が入学してきたり、同じ学年の教室が二階にかわったりしてくるとどうなるのだろう・・と新たな不安も過ぎります。
 本人が納得するように神様のお働き、お恵み、感謝のこころをその都度伝えられるように親自身もしっかり通らせて頂かないとと感じています。反省することが盛りだくさんで分からないくらいですけど・・・。嬉しかったのは「トシキさんはどの学年の子供からも、先生からも声をかけてもらっています。なかなかないことです。」と言って頂いた事でした。先ほどと同じ話しですがそれぞれの家庭でわが子に優しい心を伝え、学校で先生の教えを素直に聞き、そんな子が集まった環境に置いて頂けた事にとても嬉しく、神様に感謝しました。
 本人は兄妹も増え、暖かい春に向かう事に毎日楽しそうです。まわりの方々に感謝しながら一緒に頑張って行きたいです。