寝るって何?

クマ「博士・ブラック企業って知っています?」
博士「うむ、最近良く聞く言葉じゃな。新聞やテレビで見てよく知っているぞよ。」
クマ「はい、ブラック企業、又はブラック会社とは、従業員に対して、劣悪な環境での労働を強いる企業、会社のことなんです。」
博士「ふむふむ」
クマ「まあ、簡単にいったら入社を勧められない会社のことですよね。」
博士「まあ、そうともいえるかな。」
クマ「僕の知り合いも、残業が長く寝る時間がほとんどないって言ってました。ほんと労働時間が多くて寝れないなんて大変ですよね。」
博士「それはかわいそうに。人間というものは一日元気で働かせて頂くと、夕方には疲れて動くのもおっくうになるもんだよ。」
クマ「そうですよね。」
博士「しかし、どんなにつかれた身体でも、一夜ぐっすり休ませて頂くと朝には又新しい生気が湧いて来るんじゃ。」
クマ「寝ている間に快復するんですもんね。」
博士「二日間働き通したら身体は続きあせん。」
クマ「よしオイラ叫ぶぞ!寝るって大事なんだ~!」
博士「クマモン、ねるとは根に入るというんじゃよ。」
クマ「根入る?」
博士「そう、根は元であり、大自然の根元は親神様である。」
クマ「はい。ですから?」
博士「親神様の所へ行かして頂くから修理して下さる。」
クマ「え!?そうか、寝るとは親神様の所へいって修理して頂くことだったんだ!」
博士「寝るとは自分の損得を忘れて自然に任せきった姿じゃよ。何かに似てないかい?」
クマ「え?え?え?」
博士「自分の事を忘れて奉仕する、即ちひのきしんに徹する事。親神様に働いて頂くにはこれが大事なんだね。」
クマ「やむほどつらいことはない わしもこれからひのきしんってことなんですね。」