衣替え

 衣替えをしました。今回はサイズも変わりますので大きな作業になりました。お陰様でどこかしこから、子供服から下着に至るまでお下がりを頂戴しますので、殆ど購入することなくどの子もかわいい服を着させてもらっています。そしてそのたびに「こんなに大きくして頂いたなぁ。」と生まれたその日を思い出し嬉しく感じています。
 長男が発達障害という診断を受けたときは言葉にできない程ショックで、先の見通しも立たず悶々と日が続きましたが、あの日から様々な言葉をかけていただき、こう言われたら悲しい、こう言われたらうれしい。自分もこうしなくてはいけないと勉強になることがたくさんありました。中でも我が子が重い持病をかかえて苦労されて通っておられる先生に
 「そうは言ってもお宅の場合は命にかかわる病気じゃないけん。」
と言って頂いた時に、分かっているつもりでも分かっていなかったなぁと反省し喜ばせてもらいました。まだまだ道中ですが、長男の障害を通じてたくさんの方と出会えてお道を知ってほしいなと強く思えるようにもなりました。何よりも元気な体で居る事のありがたさを一人でも多くの方に伝えていきたいです。

    かしものかりもの 
 私たちの体は親神様からお借りしているものです。親神様の方から言えば「貸しもの」、私たちの方から言えば「借りもの」です。心だけは「我がもの」として自由に使うことをお許し頂きました。親神様は「日々遣う心通りに、{かしもの}を貸し、心通りの守護をしている」と教えてくださっています。
~天理教では「病の元は心から」と言いますが、病というメッセージを親神様から頂いた人が、たまたま今はまだメッセージを頂いていない人より劣っているのではないのです。親神様からのメッセージの意味を真剣に考えながら、一生懸命生きている人に、敬意と共感を持つ人になりたいと思います。~
      「ワイワイたすけ合い」より