アデノウイルス

 あっという間に一学期が終わりに近づきました。どうなることかと思っていた長男の中学校生活も、周りの方々に支えられながら、何とか毎日元気に過ごさてもらっています。特別支援学級に在籍していますが、同じクラスの友達だけではなく、通常学級の友達もでき、何人か教会にも遊びに来てくださいました。トラブルも多々ありますが、彼なりに考え、こういう言葉は嫌われる、こういう言葉は喜ばれる。などの勉強をさせてもらい、良い経験になっていると思います。
 今月会長が、アデノウイルス結膜炎にかかりました。この病気は強い感染力で、患者の目やにから次々にうつるので、「流行り目」と言われています。治るのに大体二週間!子供に次々うつったら、こどもおぢばがえりも危ないのではないかと、戦々恐々でした。ハイターで作った消毒液を持ち歩き、シュッシュッとやる毎日。さぞ会長さんは息苦しかったことと思います。
 また、会長に見せていただいたということで、私も自分なりに反省し神様にお詫び申し上げました。ですが先々の事を考えると、私が休めば、あの人にも迷惑がかかる、この人にも頼まんといかん。と心配になります。その時に震災のその後の動画をたまたま目にしました。未だにサイレンの音が怖いとか、海には近づけないとか苦しんでおられる方の動画でした。はっとして、 
 「うつっても二週間たてば治る病気なのに。沢山大事なものを失って何年たっても苦しんでいる方が居られるのに・・。」と大変恥ずかしく申し訳なく思いました。
 すべては大難は小難、小難は無難なのです。成ってきたことを喜んで、明るく勇むことを教祖は教えて下さっていることを忘れてはいけないと改めて感じました。