意志と運

 人間の意志というものは、自身の覚悟や勇気で、どんなにでも鍛えることが出来るといえるよね。意志とは自分で確認して、意識できるものだよね。
 反対に運というのは、浅はかな人間の知恵や才覚では計り知ることのできない大きな力が働いて、動かされているものだと思わない?
 運がいいとか悪いとかいう言い方をしてはいるけれども、果たして自分に運があるのかどうか。運というものをはっきり認識できた人は、いないじゃないかな。
 とにかく、意志と運とは、別のものの様な気がしない?
 お道の教理に照らして考えると、人間は理ぜめの世界、うん、言い換えれば、摂理通りに働く世界に住んでるよね。そして個々の心一つの働きを神が受け取り、そして示された摂理・筋道通り、それぞれに返していくと教えられているんだよね。
 このことからすれば、まず我々は、理ぜめを知り、それに従った心の働きをするよう心がけていく、神の摂理に従った意志を形成することが、信心している者の歩み方であるんだ。
 意志と運。相反するようにみえる事柄だけど、実は一つのことだって言えるんだよね。