かしもの・かりもの

 みんな、元気!カズちゃんだよ。最近、運転の仕事をしてるんだけど、考え事してて無意識で運転することがよくあるんだよ。
 でも不思議だよね、そんな時でも体は、しっかり機能してるんだもな~
 僕たちの体のこのハイブリッドなつくりや・びみょーな機能って、お父ちゃんやお母ちゃんのアイデアで造られたものでもないし、自分一人の力で動かせるものでもないよね。
 そう! すべては、親神の守護によるものだよね。
 気付いちゃった。気付いちゃった。ワーイワイ!
 人間が、日々何の不自由もなく、身体をつかわせていただけるのは、親神様が、温み・水気をはじめ、すべてにわたって、守護を下さるからなんだよ!
 分かるかな~?
 どんなにたくましい筋肉の人でも、頭のいい人でも、いったん、病気となれば、発熱に苦しんだり、寒くてブルブルしたり、またまた、畳一枚の上で生活しなくてはいけなくなったり、手足一つさえ自由にならないようにもなってしまったりするよね。
 ここだよ! ここをよく考えれば、身体は親神様の「かしもの」である、ということが、自然と分かるよ。
 人間の身体は、親神様からの「かりもの」なんだから、親神様の思いにそって、つかわせていただくのが肝心要なんだよ。
 ねえ、身体を人のため世の中のために使って見てご覧、そうすると、すご~く親神様に喜ばれるんだよ。
 でも逆に、自分中心の心づかいをしてごらん、どうなると思う?
 そう! 親神がご注意を下さるんだよ。
 え?日頃から怒られているから注意くらい恐くないだって!?
 違うんだよ!親神様が下さるご注意というのは、自分の身に病気やいろいろな問題となってあらわれるって事なんだ。
 そう、これを「てびき」というんだよ。
 もし、みんなも、そのような状態が表れてきたら、ついつい目前の苦悩や苦痛に心を倒してしまうよね。
 でも、この機会を「てびき」と悟って、自己中心的な心をあらためて、心も身体も親神の思いにそって使ったとするなら、絶体に健康は回復し、問題は治まってくるんだよ。
 心のつかい方しだいで、つぎつぎと「てびき」を頂くこともあれば、喜びづくめの暮らしを楽しむこともできるんだよね。
 それじゃ今月はこのへんで!