伊勢神宮

 先日、お伊勢参りをしてきました。
 職場の仲間との小旅行で立ち寄ったんだけど、感動した!(大袈裟かな?)伊勢神宮には、前々から行ってみたいと思ってた。もちろんこの僕に、伊勢神宮に関する知識はない。ただ漠然とそう思ってました。
 事前に旅行雑誌を読むと、伊勢神宮とは、一つの大きな神社があるわけではないようで、『内宮(ないくう)と外宮(げくう)を中心に、14の別宮と109の摂社・末社・所管社を合わせて、125社ある』ということだ。他を読んでもよく分からない、天照大神の和御霊に荒御霊って云われても?こういうものは、肌で感じるもの!と言い聞かせて、理解出来ないまま、いざ出発。
 まずは外宮に行って、次に内宮へ向かった。外宮と内宮は車で十五分位掛かったから全然違うところにあります。神殿は大きな森の中にあるようで、参道がメチャ長い。その神殿は唯一神明造といって、他の神社にはない独特なものらしい。確かに出雲大社とは全然違ってました。特に大きいこともないし、とてもシンプルな造りでした。この伊勢神宮を参詣して一番驚くのは、木々の大きさだ!長い参道を歩いて、正宮という神殿まで行くわけやけど、直径三・四メートル位の大木が至る所にある。特に杉が多く、あんな太い杉を初めて目にした。しかも参道真ん中や階段の途中など、じゃまになるところにも沢山ある。普通なら参拝者の迷惑だとか言って切り落としてしまいそうやけど、これには無駄な伐採はしない。という意志が感じ取れて好感が持てる。(まあ、あんま太い木をきるのは勿体ないという事だろう。)
 実際、伊勢神宮がなんやったかは、今でも理解してないけど、あの参道を歩いただけで、心洗われるような、何か力を貰ったような気持ちになった。
 僕は天理教の者として、羨ましくも思ったし、学べきものを感じた。本当に良い経験をさせて貰いました。そして、もう一度訪れたいとおもってます。