里帰り

 久しぶりに九州の実家へ子供達と里帰りさせて頂きました。母にも子供達の顔を見せる事ができ、喜んでもらえました。
実家の教会には数年前から里子さんを預からせて頂いていて、三番目の姉の子供も遊びに来て七人の子供達で楽しく過ごさせてもらいました。普段はちっともまじめに出来ないおつとめも右に習えで最後まで動かずに出来たり、自分から進んでハッピを着て白靴下を履いたり。いつも私がガミガミ言っているのは何だったんだと思うほどでした。やっぱり楽しい雰囲気が結果的には手をとらずやる気を起こさせるのだなぁ・・・分かってはいるけど・・・(汗)。
 トシキの身上につけてお道を真剣に信仰していれば、病院を受診したり療育教室なんかは必要ないのではないかというような事を言われた事があります。そうかもしれません。でも私は病気の改善というのだけが目的ではなく、将来いかに人様の手をとらず自立できるかの方法を私自身も知るためもあります。そしてやっぱり逆に人様のたすかりを願って勤めてもらえる大人になってほしいと思っています。
 若いときに初めて世間で働く際「ただ仕事に出るのではなくにおいがけに出るのだと思ってつとめるように」と聞かせてもらいました。自分を通して天理教を知ってもらう。それは今も同じで病院で会う先生、同じ立場のお母さん方、職員さん方に対していつも心に置いておかなくてはと思っています。
 知人の教会の奥さんが書いておられた記事の中に八つのほこりを分かりやすく書いてある本があったと紹介されていました。私もとてもいいなと思いましたので紹介させて頂きます。

思い通りにしようとするのが よく
思い通りにしていると思うのが こうまん
思い通りにならなかったので うらみ
思い通りにならぬので 腹が立つ
思い通りにならぬ人を にくいと思い
思い通りになる人を かわいいと思う
思い通りにならぬかもしれぬと おしみ
思い通りになってほしいと ほしがる