今年も頑張ります

 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ります。
 しかし、去年は大変な年でした。なんといってもスマトラ島の地震!あの津波には驚愕ですが、日本でも洪水、台風、地震と災害だらけの年でしたが、ボクが軽々しく言うのもどうかと思うので、この話題はこの辺にしとこう。自分自身は結婚して、7月には元気な女の子を授かり、本当に忘れられない一年でした。
 ところで、今これを書いているのが一月六日。おぢばではお節会の真っ最中、外は沢山の人です。よく考えてみると、おぢばに住んで(高校からやから…)十二年!こっちで正月を迎えたのが九回目となりました!そこで今回は、おぢばの年末から正月の様子を書いてみたいと思います。
 師走って聞くと、ボクはどうしても『慌しい』って言葉を連想するんですが、ボク
 の勤務場所は体制上から、十二月に入っても、普段の月と違わない。申し遅れましたが、ボク、本部の境内の消防勤務をしてるんです。
 例年ならいよいよ冷え込むところが、この冬は暖冬。畑の白菜や大根には、さっきまで青虫が沢山いたしね。だから十二月に入って気付いたら本部月次祭だった。(もしかして忙しくて一瞬だったのかも?)そして、その日の晩に詰所では、本部元旦にお供えする鏡餅作りが始まるのです。ちなみにボクは参加しませんでしたが…。
 二十七日には各礼拝場・教祖殿・祖霊殿の前に早速、門松が設置されます。
 『みんな正月休みか?本部も寂しくなってきたなぁ』なんて思ってると三十日、朝早くから、南礼拝場の東西昇降口から、ずら~っと車やトラックが並んで、マイクロバスの姿さえある。鏡餅のお供え当日です。まぁ、この餅の数たるやスゴイ!これを南北の礼拝場に積み上げ、その高さはボクの背を越えるから、鏡餅ってより、柱みたいなもんだ。この餅柱、いったい何百柱あるんだろう?(この日は餅を目標におつとめしている気分。)
 大晦日は静かやったなぁ、去年はずっと雨やったし。でも新年のカウントダウンが近づくと、ちらほら人は見え、年を越すと夜中にもかかわらず沢山の参拝者が見えます。
 そして、午前五時より元旦祭が執り行われ、正月三箇日は初参りの方々でごった返し、道路も渋滞してるし、まあ、賑やかです。
 四月はお鏡開き。専用の餅切り機を使って、それぞれの大きさに切り分けられ、5~7日のお節会となるわけです。(本部の雑煮もウマイけど、そろそろ楯縫の味が恋しくなってきた。)
 それと最後に一つ教えとくことがあって、一月十五日の出初式
 本部行事でもないのでマイナーなんだけど、これは毎年、この日に保安室(境内掛とか)の掛員が、中庭の消化栓を使用して放水演習をするわけで、当日は百人もの人がホースを伸ばし筒先を持って放水。筒先の数が16口あって、距離にすると40~50メートル、高さは15メートルは越える。これが同時に放水される様子を一度回廊から眺めてほしい。本当に見事です。
 と簡単ですが、こんな感じです。おぢばの正月もなかなか良いもんですよ。
 それでは本年もよろしくお願いします。