陰があるからお陰様

 久しぶりの原稿です。ご無沙汰しております。
 新学期を迎え、長男はとうとう小学校最終学年、次男はピカピカの一年生!長女、次女もそれぞれに進級させていただいて、元気に登校登所さてもらい、大変有難く、神様にも、皆様にも感謝の思いです。ありがとうございます。
 長男は六年生ということで、町内の子供会や、学校の中でもいろいろな役割が当たるようになりました。正直私はできるかな、途中で気分が変わって止めたりしないだろうかと不安になります。が周りのお友達ができた子供さんばかりで、いつもフォローして、次の流れを教え、助けてくれます。お陰で本人も達成感を味わうことができて、みんなと同じ仕事を出来たという自信にもつながっています。
 また学校のほうでも、今年度は本人の興味関心のある、生き物についての学習を取り入れていこうと、近くの水族館での、飼育員さんたちの仕事内容も含めた校外学習を増やしていこうと、動いて下さっています。こういった活動がいずれ本人の自立につながればということでした。
 本当に「環境」や「人間関係」というものはお金で買うことはできず、目にも見えないものです。できないことばかりが気になってしまいがちですけれども、この恵まれた環境を喜んで、しっかり子供にも伝えなくてはいけないなと感じています。そしてどうやったら人様が喜んで下さるか、ひいてはそれが、神様が喜ばれることなのだということを理解できるようになってもらいたいと思います。
 「陰があるからお陰様」と聞かせてもらいます。人に気づかれなくても、人様に喜ばれる行いを続けること、またいつも陰で働いて下さる方を思って、感謝すること、お礼を言うこと、私たちも忘れずに気がけて行きたいと思います。