温度の違いに気をつけよう

 やあ、みなさん、マーちゃんですよ。世の中には、昔から伝わる変な迷信がいろいりあるよね。こんな迷信聞いたことあるかな「火遊びをする子どもは寝小便をする」どうゆう意味だろう?
 危険だと言われて禁止されればされるほど、その存在に近づき、触れてみたくなるものの一つに火遊びがあるよね。そして、子どもにとって寝小便をしてしまった朝ほど恥ずかしい瞬間はないよね。家を失いかねない危険な遊びをしないよう、寝小便と火遊びを結びつけて子どもを戒めようとしたってことだと思うんだ。
 お道の上でも、子供のおねしょについて思案してみよう。おねしょ一つでも、やはり理の思案が大事だよね。
 人間の健康温度は三十六度五分だよね。これが三十七度台になると微熱で、身体がけだるくなり、四十度を越すと、時には意識を失い、うわごとを発したりするんだ。下がっても大変で、死ぬことを冷たくなったと言うくらいだから。
 外気はどうかと言うと、快適な暮らしをしてゆく上には、二十度前後が最もよろしいよね。季節で言うと春か秋で、厳寒、酷暑が続くと耐え切れないよね。秋には運動をしてもあまり汗が出ず具合がよろしいんだ。
 一般に内側の温度と外気の温度の釣り合いがとれている時は、水滴が現れないよ。コップに水を入れても、通常では水の吹き出すことはないけど、バランスが極度に狂った場合、水がピューッと吹き出すことがあるんだ。水が冷たくなると、出るはずのない水が出てしまうってことなんだ。これは内から吹き出てくるのではなく、冷たい外気が水滴に変化するからだよね。
 家にあっては、男は水の理で五分、妻は火の理で五分。ぬくみと水気が五部々々で調和がとれていますと、出ちゃならぬはずの水がこぼれたりしませんが、家の内部、夫婦の仲が非常に冷たくなった時、子供から出てはならぬ水が出てくるのがおねしょ。そしてこれが続いちゃうと夜尿症だよね。
 こどもがおねしょをしたら立ち止まって、夫婦の在り方、接し方を振り返り、反省してみるって事をしたらいいと思うんだ。
 そして、おねしょ・夜尿症を治すためは、愛情の温度差を治すことが大事だと思うんだ。