療育は訓練

 本屋さんに勤めているゆかりちゃんの紹介で「大人の発達障害がわかる本」を読みました。一見難しそうでしたがどうやったら「生きにくさ」をなくせるかの方法が細かく紹介されていて、大人になってから障害に気づいた方に対しての本でした。
 一貫して「自分の障害を肯定し、理解した上で生きよう」とあり「こうあるべき、こうじゃなきゃいけない」を「できることもある。自分なりのやり方を見つける。」や「弱点をフォローする。優れた面を活かす。」に視点を変えていこうと有りました。
 今の療育でも同じ様な事を目的に進めていかれます。私のイメージでは「療育=訓練」だなと感じています。わが子がなってみて初めて知ったことも多いのですが、支援を受ける事を恥ずかしい事のような印象が世間的にも多かったように思いますが、どちらかというと「恥ずかしいから、レッテルを貼りたくないから何もしない」方が違っていたのだなと知りました。足や手の骨を折ればその自分を肯定し「松葉杖をつく」や「空いている手をどの様に使う」や「生活の仕方」を教わり訓練、リハビリするのと同じではないかと思います。
 月に一度の療育の先生を見ていると、うちではガミガミ言っても殆ど片づけが出来ないトシキも先生の穏やかな口調と的確な指示と上手なほめ方でいつの間にか片付いている事も多く、人様に対しての私の心遣いや関わり方にも通じているように思え勉強になります。
 まだまだ親に足りない事を子供を通じて神様が見せてくださって、その中でも毎日元気にお連れ通り下さる事に感謝して喜んでいきたいです。
 ちなみに、人間は褒められると脳にはドーパミンが出るそうです。ドーパミンとはやる気を起こさせる神経伝達物質で、新たな神経細胞ができ脳が活性化!しかもナント褒めた方にもドーパミンが出るそうです。互いに褒め会う事でお互いが活性化する・・・とテレビでお医者さんが言ってました。親神様はすごい!!
 こどもおぢばがえりが猛烈に楽しかった様で、帰ってからテーマソングを延々リピート再生しています。今から来年も楽しみです。