ヤマタノオロチ

 四月からの入学に備えて、小学校の教頭先生が先日教会まで来てくださいました。色々な話をする中に長男が支援クラスへ入学する事に対してとても熱心に、親身に取り組んで頂いていることがよく分かりました。「みんなそれぞれ得手不得手がある。補い合い助け合って行くものだという事も全校集会で話そうと思っています。」というお話や「学校の手腕を試されるときでもあると思う、本人が学校に行きたくないと思うような事が一番あってはいけないと思う。安心して通って頂けるように取り組みます、待っています。」とお話して下さいました。
 実際私もどうなるのかは全く想像がつかないのですが、理解のある親切な言葉をとてもうれしく感じました。

「いんねんならばとおらにゃならん、とおってはたさにゃならん」と聞かせて頂きます。ですがそこをいかに通り易くして頂いているかをいつも喜ばなくてはいけません。その為にはその一点ばかりを気にするのではなく、日日の中に「これもにをがけ、これもひのきしん」と意識して直接にをいがかからなくても、なんら成果があがらなくても、喜べない言葉が返って来ても、それを「一つ」と神様が受け取り、違う場所で様々な形で花を咲かせ、実をつけて下さるのだと思います。また信じきる心も養わなくてはなと、感じている道中です。

 先日は最後の発表会がありました、大好きな「ヤマタノオロチ」の劇でした。入所一年目の劇では役の理解ができず、勝手な動きが多かったのですが、しっかりとみんなの真似をして役も理解し一緒に溶け込む事ができたと思います。
ただ台詞は、誰かが何か言うたびに「そうだー!」とただ一人賛同のアドリブを連発していました。まぁ良しとします。