うなぎ

 新年あけましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりまして、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 初日から最終日まで「宿題をしなさい!」と言っていた冬休みも終わり、元気にまた登校させてもらっています。毎年暑い夏が来ると、虫刺されや、とびひ、最近では死者も出ているマダニの発生など気になりますが、冬は冬でインフルエンザや、ウイルス性胃腸炎の流行がニュースでも流れてきます。我が家でも大体子供が、一人嘔吐すると順番に兄妹皆もれなく毎回うつります。その度に私も寝れない夜を何度か経験させていただくわけですが、いつも「うちの子は、胃腸が弱いなぁ、うつらない子はうつらずに冬が終わるのに。」と感じていて「なぜかなぁ」と毎年考えています。
 くもよみのみこと
 人間身の内の飲み食い出入り、世界では水気上げ下げの守護の理。
 このお言葉が浮かびます。そして道具に使われた「うなぎ」のようにつるつるとして、言葉や態度でひっかかる、つっかかることのない心で通らせていただく。と聞かせていただきます。私は大体腑に落ちなかった事、納得できなかった事は忘れられない性分がありいつまでも覚えています。たまにふっと思い出しては嫌な気持ちになることもあります。
先日楯縫の信者さんで「腹を立て続けることはとっても疲れるから、自分はできない。」という事を話の中で言われた方がありました。本当にその通りでとても疲れる、分かっているのに止められない。まさに癖性分です。そして自分に見せて頂くなら未だしも、毎年子供に見せられるものですから、神様は「その心必要ないよ!」と私にお知らせ下さっているような気がしています。そして反省。繰り返し。
 何でも美味しく頂いて、満足し、きれいに消化することができれば本当に素晴らしいことです。またニュースで読んだお話。様々な文明の発達で生活はどんどん便利になったが、その反面人間の退化したものと言えば、人の失敗を許すことのできる大きな心、また人は人と思う良い意味での割り切った心だそです。今はネット社会で誰もが顔を見せる事無く、意見を述べることができるようになりました。しかし少しの言葉の違い、考え方の違いも許したり、受け入れたりできない人がとても増えたそうです。
 教会内でも、教会外でもウナギのお姿を忘れず!今年はどうかな?胃腸炎!