夏休み終わり

 宿題に追われた夏休みも終わり、元気に子供たちは登校しています。こどもおぢばがえり、九州の祖母に母の運転で会いに行き、帰ったら三瓶の夏合宿、勉強を教えてもらうサマースクールと様々な行事に参加し、沢山の思い出ができたように思います。おかげさまで事故やケガもなく、大きな病気もせずに、元気に過ごせたこと。沢山の災害が起こる中、本当に有難い思いです。
 その夏休み中に「島根県特別支援教育PTA研修大会」というものに参加してきました。 障がい児(者)の社会的自立を最大限に実現するため、個に応じた望ましい就学と進路の保障 及び社会参加の広がりを求めて ~ これからの特別支援教育の充実発展に向けて ~ というテーマで、様々な議論や、保護者の感話、意見交換などがありました。
聞かせてもらったお話の中には、わが子が二歳の時に奥さんが亡くなり、男手一つで子育てをしてきた。何も分からない中普通学級に通わせたが、人間関係等のトラブルもあり、不登校になったが、その後特別支援を受けることになり、高等部の今は生き生きとして通学している。また隣の席に座った方も、夫婦関係は良かったが、嫁姑の問題から離婚をし、支援を受ける子供さん含め、二人の子を一人で育てている。と話して下さいました。皆さん色々なご苦労の中、それでも子供本人にとって良い道は何かと、一生懸命でした。
 特別支援は最終的には親の判断で決まります。受けさせるか受けさせないか。しかも大分前の(小学校入学したら支援を受けたいと思うならば、年中の頃から動きます。)段階から決めないといけません。親にも先のことまで分からないというのが、本音です。親が勝手に子どもにレッテルを貼って良いのかという思い。ここで無理やり普通学級に入れて、苦しむのは本人ではないのかという思い。しかも親以外の方の様々な意見が、間に入ってきます。
成ってくるのが天の理 困ったことがあると頭に思い浮かびます。また物事を神様にお願いして、最終的に決定した時も浮かびます。今親子でこの道を迷いながら、通ることが大切なんだと漠然と感じています。同じ立場の親御さんと出会うと、共感しあえた時に、とても前向きな気持ちになり、有難いなぁと感じます。ある意味先の楽しみでもあるのです。